「バター10g入れてください。」
黄色い紙のカバーを開け、中の銀色の紙を剥がしつつバターを出し、おそらく10gと思われる程度のバターを包丁で切り、足りないからもう少しだけ包丁で切り、銀紙を戻し、黄色い箱にしまう。
そんな苦労をされている方に朗報です。これを使えばバターが簡単に10gづつ取り出せます。
使い方
バターを銀紙から取り出しケースにセットする
まずは黄色い紙のカバーを開け中の銀色の紙を剥がし、バターケースにバターをセットします。
黄色い紙のカバーと銀紙は捨ててしまって大丈夫です。
ケースを電子レンジに入れ加熱する
ケースを電子レンジに入れ、500Wで20秒加熱してください。こうすることで次の工程で切り分けるのにちょうどよい固さになります。
付属のカッターで切る
レンジから取り出したバターケースに乗ったバターの上から格子状のカッターを乗せ、下にゆっくりと降ろします。すると、バターがだいたい10gづつに切り分けられます。だいたいと書いてますが、正確に量りたい場合にキッチンスケールで量ってみることもあるんですが、真ん中の部分はほぼ10gちょうどになっています。
気になる点
端っこは10gにならない場合もある。
どこにカッターの端っこを合わせるか等は自分のさじ加減次第なので、両端のかけらは10gにならない場合もあります。雪印だったりよつ葉だったりメーカーによっても微妙に大きさが違うので、そこは分量を気にしない料理に使えば良いと思います。
また、使い方やバターの種類によっては端っこではなくとも10g前後になる可能性もありますので、お菓子づくりとかで正確性が必要になる場合は量りを使うことをオススメします。
銀紙に包まれた状態でレンジ加熱してはダメ
当たり前と言ってしまえば当たり前なのですが、バターはだいたい銀紙に包まれています。銀紙に包まれた状態でレンジ加熱すると火花が散りますので、必ず銀紙のない状態で加熱しましょう。
もちろんカッターの部分もステンレス素材となりますので、レンジ加熱の際には下のポリプロピレンの台のみ一緒に加熱しましょう。これが裏面の説明になります。
業務用食洗機の使用は不可
裏面の説明書には業務用食洗機の使用はおやめくださいと書いてあります。ただ、私は家庭用の食洗機で10回以上は洗っていますが、特に壊れることなく洗えています。
収納スペースは増えます
ケースごと冷蔵庫に入れることになりますので、黄色い箱のまま保存するよりは冷蔵庫のスペースを食うことにはなります。
その他
ワイヤーで切るタイプもあるが
別の商品でワイヤーで切るタイプのバターケースもあるようですが、硬い状態のバターを切ったらワイヤーが歪んだみたいなレビューがあったので、こちらを選びました。
カチカチのバターをステンレス製のカッターで切ったことはないので、わかりませんがワイヤータイプよりは強度はありそうです。
まとめ
レシピに10gの倍数で書いてあることが多く、ケースからすぐに取り出して使えるのがとても便利です。5gなんて場合もありますが、付属のバターナイフで半分に切れば問題ありません。
一度使ってみると黄色い箱時代には戻れないと感じるくらいに買ってよかったキッチングッズのベスト3に入ると思います。
コメント